神戸医薬開発研究所 分析化学研究者(製剤分析研究職)

Job Title: 分析化学研究者(製剤分析研究職)

職務内容

●医薬品開発におけるガイドラインと規則(GMP,SOPなど)に従い,低分子医薬品の固形製剤処方および
液体製剤処方の理化学試験評価および品質設計,分析法開発,試験法バリデーション,安定性試験を行う。

●生産部門または海外のR&D部門への分析方法の移管を実施する。

●ガイドラインと規則(GMP,SOPなど)にしたがい,分析機器の管理を行う。

●国際的な承認申請(国内用も含む)に必要な文書(IMPD/CTA)を作成する。

 

応募資格

採用対象

新卒,既卒を問わない(35歳くらいまで)

学位

自然科学分野における修士号以上(博士号が望ましいが修士号でも応募可)

期待される
経験,知識

・固形製剤処方および液体製剤処方の理化学試験評価方法および品質設計に関する知識,経験

・低分子化合物医薬品の製剤の分析法開発に関する知識,経験

・医薬品の規制要件や品質要件への理解がある(例えばEU GMPガイドライン)ことが望ましい

・上記研究開発分野におけるデジタル化,自動化,シミュレーションに関する知識,経験があることが望ましい

言語スキル

日本語:ネイティブレベル 英語:ビジネスレベル

その他

研究開発に熱意のある方,グローバル環境で活動したい方を歓迎します。

 

我々のミッション

神戸医薬研究所では日本の優れた経口固形製剤の製剤設計・開発のスキルを生かし,
ベーリンガーインゲルハイムグループの新規医薬品候補化合物について,その物理化学的、生物学的性質を考慮し、
将来グローバル市場で使用される経口固形製剤処方の製剤設計並びに分析方法の研究開発を行っています。
また,以下のようなテーマに関係する新技術や創薬シーズについて,日本国内外の大学や企業からの導入や
共同研究を視野に入れたオープンイノベーション活動を推進しています。

  ●核酸など新しいモダリティの標的臓器への薬物送達技術

  ●難溶性薬物の経口吸収改善技術

  ●製剤設計並びに分析方法開発におけるデジタル化,シミュレーション技術

 

採用担当者からのメッセージ

神戸医薬研究所はベーリンガーインゲルハイムグループの研究開発機関の一つとして,
グローバルに編成されるR&D活動の中で重要な役割を果たしています。我々の研究者が得意とする,
非臨床及びCMC領域での研究開発活動のほか、グループでは米国に次ぐ医薬品市場である
日本の医療ニーズを開発の早期段階から組み入れ,日本市場の要求により即した医薬品を早期に開発,
上市するための活動や承認取得に関する活動も行っています。
このような活動をリードするグローバル人財の育成にも力を注いでおり、日本の研究者がドイツやアメリカのR&D部門で
活躍することも支援しています。
グローバルな環境で研究者としてのキャリアを築いていきたい方のご応募をお待ちしております。